中川ホメオパシー 

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浅野忠信 佐津川愛美 北村一輝 / 鈍獣

軍団
ワケもなく飲み会


どうも。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーの別れさせ屋担当、ブロッケンです。

宮藤官九郎原作・脚本の映画『鈍獣』を観ました。

失踪した人気作家・凸川隆二(浅野忠信)の消息を辿るべく、彼の生まれ故郷・ときわ町に
やって来た雑誌編集者・静(真木よう子)。そこで彼女を待ち受けていたのは、ホストの江田
(北村一輝)と警官の岡本(ユースケ・サンタマリア)だった。連載している小説の中で、次
々と江田と岡本の過去の悪行を暴いていく凸川。 彼のペンにより、ある重大な秘密が漏れ
る事を恐れた二人は、とうとう凸川の殺害を決意する…というあらすじ。

うーん…どうなんでしょ? 『池袋ウエストゲートパーク』で初めてその存在を知って以来、
ほぼ全てのクドカン作品を網羅してきた、比較的熱心なクドカン・シンパを自称する僕では
ありますが、この『鈍獣』に関して言えば、手放しで絶賛出来ないってのが正直な感想です。

もちろん、クドカン特有のアッパーなギャグ・センスは今作においても遺憾なく発揮されてお
りましたし、豪華キャスト陣によるブッ飛んだ怪演の数々も文句ナシに面白い。北村一輝
じる都落ちした場末のホスト・江田っちなんて最高でしたね。ベッドの上で“殺す”と“ポロす”
の違いを南野陽子に説明するトコロなんか大爆笑でした。

佐津川愛美演じるブリッ子(死語?)ホステス・ノラも反則級の愛くるしさ。『ラブ★コン』風に
言うなれば、キュン死に寸前ってトコですか。でも、個人的には『腑抜けども、悲しみの愛
を見せろ
』における、おどおどした感じの佐津川愛美の方が断然ツボなんスけどね。 フフ。

そして今作の主役であり、ケタ外れの鈍感力の持ち主・凸川隆二を演じるのは浅野忠信
“自然体”や“朴訥”といった枕詞で語られる事の多い浅野忠信ですが、これほどまでに
(イイ意味で)不自然な彼の姿を観るのは初めて。『東京ゾンビ』もイイ線いってましたけど、
今作はさらに輪をかけてハジけちゃってます。 ノラと一緒にスーパーで買い物してる時に
垣間見せたハイテンションなバカ顔は、あるイミ新境地なんじゃないでしょうか。

しかし、異様に力の入った枝葉(ギャグ)の部分に比べ、肝心のストーリーがどうにも貧困と
いうか、あと一つ練られていない様に感じたんですよね。 どうして凸川は江田と岡本の過去
をネタにして小説を書き続けたのか?どんな手段を使って殺害しても、生き返って来るのは
何故か? そもそも凸川は、いつ小説を書いているのか? これらの疑問に対する明確な答
えが、とうとう最後まで出されずじまいだったのにはガッカリでした。 後に残されたのは、誰
が犯人なのかが書かれていない推理小説を読んだみたいな残尿感と徒労感のみ。 こうな
ると、面白かった筈のギャグの部分すら、何やら空虚に思えて来るんだから、不思議なモン
ですね。 “終わり良ければ全て良し”ならぬ、“終わり良くないから全て微妙”ってカンジ。

そもそもクドカンのユーモア・センス自体、入り組んだストーリーと相性が良いとは言い難い
ので、ある程度投げっぱなし、やりっぱなしの部分が残るであろう事は予測していたのです
が、ここまで中途半端だと、さすがにちょっとツライなぁ。

最後に余談ですが、 今作が劇場公開してた当時、オニツカタイガーのショップ内にこの
鈍獣』のポスターが大々的に貼られていたのが微妙に謎だったんですけど、劇中で浅野
忠信
が履いてるスニーカーがオニツカタイガーだったからなんですね。 うーん、謎が解
けてスッキリ。  …どうせなら本編でもスッキリしたかったですけどね、ええ(゚ω゚)

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2010/03/09(火) 19:55:26|
  2. 映画レビュー
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谷村美月 佐津川愛美 / 海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ

マッポの手先
ワケもなくスケバン刑事


どうも。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーのハーゲンダッツ担当、ブロッケンです。

太田隆文脚本・監督の映画『海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ』を観ました。  

いじめられっこで“8ミリ”を撮るのが趣味の夏美(佐津川愛美)、男勝りの柔道少女・マキ
(谷村美月)、優等生のクラス委員・美香(東亜優)、そしていじめっこの理沙(芳賀優里亜)。
互いに友達でも何でもない、ただのクラスメイトという間柄の4人を乗せた車がトラックと
正面衝突、夏美以外の3人の少女は、あえなく命を落としてしまう。 深い悲しみに暮れる
夏美。そんな彼女の元に、何故か死んだ筈の3人が帰って来た…というあらすじ。 

いやぁ、来ましたよコレは。 久しぶりに超ド級のダメ映画に巡り逢えたって感じですわ。
ここまで色んな意味で“総毛立った”映画って、それこそ『笑う大天使』以来じゃねえのか
な?…つうかさ、今フッと気付いて愕然としたんだけど、佐津川愛美谷村美月って、今
作と『笑う~』の両方に出演しちゃってんのね。つまり、二人仲良くダメ映画・二階級制覇
ってワケですか。 運命もなかなかオツな事をしてくれますな。

“トホホ”と云う名のガン細胞が作品全体に転移しちゃってて、どこからメスを入れて良い
ものやら、正直途方に暮れまくりなのですが、それでもどうにか自らを奮い立たせ、この
映画が如何にダラシの無い代物かって事を、血のインクをもって後世の為に記さなくては
ならない。 そんな“使命感”だけが、今の私の原動力なのです。  メロスは激怒したが、
俺だって相当頭にキてんだよ。

まず『海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ』ってタイトル。長すぎる。まるで観
る者の記憶に残る事を拒絶するかの如き冗長さです。しかも、こんだけ字数を稼いでお
きながら、作品の本質を射抜いてないってんだから恐れ入る。ま、そもそもこの作品に本
質なんて無いんだけど。 ちなみに、俺だったらこの映画に『クラスメイトは地縛霊』って
タイトルを冠するけどね。

海と山に囲まれた熊野古道の町、和歌山県は田辺市の自然情緒豊かな景色や古式ゆか
しい武家屋敷の街並などは、なるほど確かに息を呑むほど素晴らしいロケーション。 それ
なのに、安くてペラい深夜ドラマみたいな画質のせいで感動もバキッと半減。大体、オープ
ニングのタイトルロゴからしてインディーズのAVみたいな“やっつけクオリティ”で、その時
点からイヤな予感はしてたんだよなぁ。 とにかく、画面全体からほとばしるこの“安さ”は、
ある意味特筆モノですぞ。  

そんな“安さ”に拍車をかけるのが、キャスト陣のトホホなセリフ&演技の数々。つうか谷村
美月
佐津川愛美もれっきとした実力派…のハズなのに、どういうワケか今作だけ、呪いに
でもかかったかの様にぎごちないってのはどういう了見か。 おポンチの極みの様なシナリ
オと不自然極まりないセリフ、そして、熱やこだわりというものを微塵も感じさせない、太田監
督の残念なディレクションが三位一体となって、かように無惨な結果を招いたのでしょうなぁ。
いくら美月ちゃんが男勝りな設定だからって、夕陽に向かって『バカヤロー!』って叫んだり、
クラスメイトの襟首つかんで『テメェ…気に食わねぇな』とかって凄んだりはせんだろフツー。
本宮ひろ志の漫画じゃねェんだからさ。

物語の序盤、死の淵からよみがえった三人の前に黒いフードをかぶった死神が現れて、砂
時計をよこすんですよ。死神いわく、この世に居られるタイムリミットはあと48時間。 で、時
間になったら容赦なく迎えに来ますよ的な、いわば“ルール説明”を、テレパシーか何かで
もって、わざわざ少女達の口から語らせる場面が、とにかく不自然でマヌケなんだぁ。 ここ
まで説明的なやりとりって、生まれて初めて観ました。 噴飯モノですわ。

そんで、三人とも死んだ時刻が微妙にズレてるから、“タイムリミット”もちょっとずつ違うの
ね。 で、こっからそれぞれが思い出の場所や何かを巡る、セリフの一切無い、イメージ・シ
ーンがダラダラと8分位続くんスよ。セリフ無しで8分って。 ウルトラマンだったら余裕で怪
獣と2回半もバトル出来るじゃん。タイトル同様、長すぎるっつうの。

で、ボサボサしてても時間の無駄だから、お迎えが来る前に、やり残した事をやろうぜって
話になるんですよ。 まず最初に優等生役の東亜優が、死ぬ前に大好きなケーキをたらふ
く喰おうとするんです。 でも幽霊だから(!)、ケーキを味わう事はおろか、手で掴む事も出
来ないの。 仕方ないってんで、唯一の生存者である佐津川愛美が代わりに喰って、感想を
東亜優に聞かせるという珍企画に急遽変更するっていうね。 ええ、死ぬほど笑いましたよ。

そうこうしてる内に、死神が少女を一人連れ去り、二人連れ去りして、いよいよ残るは谷村
美月
だけになるんです。どんな夜にも必ず夜明けが訪れるように、どんな駄目な映画にだ
ってクライマックスはやって来るんです。 この、海と夕陽と何たらとか云う映画だって例外
ではござんせん。終わり良ければ全て良し。ここで一発、眠気も覚める様な感動でも、ドン
デン返しでも、とにかく何でもイイから俺のハートに揺さぶりをかけてくれ。そうすれば笑顔
でお別れ出来るじゃないか!太田隆文監督、どうか一つ! …しかし、そんな祈りも虚しく、
死神は今までと同様、事務的に美月ちゃんをあの世にさらって行っただけ。  ザケんな☆
友達(?)を一人も守れなかった佐津川愛美は、失意に暮れながら別の街へと転校する…
で、そのまま映画終了。 …あまりにもお粗末なラストに、思わず『…おお…』っつう妙な
溜息が漏れましたよ。 駄作ッ!駄作ッ!

他にも引っかかる点は、それこそ綺羅星の如くあるんですけど、それら全部にツッコミを入
れてたら世紀末になっちまうので、この辺で止しときます。冗長、散漫、不自然、稚拙etc…
いかなる言葉をもってしても到底物足りない、ダメ映画のサンプルの様な作品です。いかに
オススメ出来ないかって事を、是非ともその目で確かめて欲しい…そんな気分(*´▽`*)

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2010/02/13(土) 20:04:17|
  2. 映画レビュー
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上野樹里 関めぐみ 平愛梨 / 笑う大天使

無罪
ワケもなく無罪


どうも。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーのローラ・チャン担当、ブロッケンです。

川原泉原作の映画『笑う大天使』を観ました。大天使と書いてミカエルって読むんですって。

えーっとね、うん。 結論から申し上げまして、これァダメだ。 キッパリ駄作だと思う。

主役の上野樹里をはじめ、関めぐみ佐津川愛美、『20世紀少年』のカンナ役で一気に
ブレイクした平愛梨菊地凛子谷村美月と、ここまで豪華なキャストを揃えといて駄作っ
て。もったいないなァ…。 便所ブラシの柄の部分を純金でこしらえる位もったいないですよ。 

禁断の百合要素をふんだんに散りばめた痛快!学園コメディーなのかなと思って観ていたら、
いつの間にか、本当にいつの間にか主役の3人(上野樹里・関めぐみ・平愛梨)に超人的な
能力が備わっちゃってんの。 何それ? ボクを置いてかないでよ~って感じ。

やがて物語は学園モノの範疇からドンドン逸脱していって、気が付いたら船の甲板みたいな
場所で誘拐犯の一味だか何だか、とにかく素性の知れない連中と、チャーリーズ・エンジェル
ばりのド派手なアクションをカマしちゃってるんスよ。 

で、こっからがスゴイのな。 最終的にどうやって戦いに決着が着いたかっつうと、これまた
何の伏線も無く、唐突に上野樹里が巨大化(!)すんの。 で、誘拐犯のボスが乗ってるヘリを、
あたかもゴジラの如くムンズと握りしめて、そいつを空の彼方にポーンて放り投げたら、一番星
みたいに“キラーン”ってまたたいて、バトル終了。 ナメんなって感じッス。

他にも、ダミアンっつう名前のドーベルマン(CG)が、本筋(ま、スジなんか元々皆無なんスけど)
とは無関係に、絶えず視界の片隅でウロウロしてるのが、何だかとってもジャマ臭いんです。

一応このダミアンが、物語の狂言回し的なポジションで、ところどころでト書きめいたナレーション
を挟んで来るんですけど、この声が広川太一郎氏なんですよね。 や、それは全然構わないん
です。構わないんですけど、上野樹里達が時折カマす中途半端なボケに対して、広川太一郎
氏の例の調子でやんわりとツッコミが入るんだけど、その“間”が絶妙に悪くってさ。 ただでさえ
悪い物語のリズムがさらに悪くなっちゃって、後に残るのは違和感と虚しさだけ。 せつねー。

ああもうッ! 書いてる内に段々ハラが立って来ました。 他にも指摘したい部分は星の数ほど
あるんですけど、全て網羅してたらとんでもないテキスト量になっちゃいそうなので、この辺で
止しときます。 つうかさ、ここまで来たら逆に是非ともみなさんに観て頂きたいですよ、ええ。
いわゆるひとつの“不幸の手紙”方式ゆうんですか? 自分だけこんな思いすんのもシャクだし、
他に怒り(そう、観終わった後、真っ先にこみあげて来た感情は“怒り”でした)のやり場もないし、
ならばいっそ、他の人間も巻き添えにしちゃるけん!…といった、半ば自爆テロ的なニュアンスを
多分に含みつつ、逆に強烈にプッシュしときます。 フフ。 『逆に』のイミが分かんないっつうのな。 

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  1. 2009/10/13(火) 11:26:24|
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