
ワケもなく
ジョン・レノンどうも。ギャグ漫画ゲリラ・
中川ホメオパシーの霊感商法担当、ブロッケンです。
青木琴美原作の映画『
僕は妹に恋をする』を観ました。
何でも出来る兄・頼(より)と、何にも出来ない妹・郁(いく)が、許されぬ恋と知りながら、
互いに惹かれあって行く…というタイトルのまんまの近親相姦劇でございます。
マツジュンが思い詰めた表情で
榮倉奈々に『俺…もう限界なんだ…』と、にじり寄って
来たり、『俺の事が好きなら、郁からキスして…』と、無茶ぶりしてみたり、誰もいない
理科実験室で息を殺してイチャイチャしたり…と、
松本潤大好きっ娘のいたいけな妄想
を片っ端から具現化したような、ファンにはたまらないシーンが目白押し。 ウヒョー。
しかし、♂の視点でこの映画を観た場合、いまひとつグッと来るものがありませんでした。
そもそも
榮倉奈々自体に、『妹感』が希薄というか、『こんな妹が兄貴である俺を慕って
くれたら最高じゃん』というトホホな妄想を抱かせる様なキャラじゃないと思うんです。
まぁ、原作が少女漫画ですから、ターゲットの重心がコチラ(男性)側に置かれていない
事は明白ですが…でもなぁ…。 たとえば妹役を
吉高由里子が演じていれば、より
いっそう、背徳感っつうか、イケナイ事してる感が増したと思うんスけど。 ウフフ。
…えーとですね、この『
僕は妹に恋をする』、率直に言ってとても退屈な映画でした。
セリフとセリフの『間』が、あまりにもゆったり取られていて、しかもその『間』に、微塵も
必然性を感じないので、ただただ冗長な印象だけが残りました。加えて、各登場人物の
セリフのトーンも起伏に乏しいため、観ていると強烈な睡魔に襲われる事必至です。
この映画の尺はおよそ120分。 ですが、余分な箇所をカットして、もっとテンポ良く編集
すれば、冗談抜きで60分弱の尺にまとめる事が出来たんじゃないかな、と。
マツジュンが大好き!マツジュンみたいなお兄ちゃんに愛されたい!マツジュンと同じ
2段ベッドで眠りたい!…日頃からそう願っている様な、気合の入ったファン以外の方が
御覧になる場合は、十分に休息をとってから鑑賞される事を 強くお奨めいたします。
出演 :
松本潤 榮倉奈々 平岡祐太 小松彩夏 浅野ゆう子 ほか
◆◆オーラル学園 更新情報◆◆・アシッドちゃん - 321 ・のらネコミック - 174
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テーマ:嵐 - ジャンル:アイドル・芸能
- 2009/06/30(火) 12:51:46|
- 映画レビュー
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