中川ホメオパシー 

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上野樹里 関めぐみ 平愛梨 / 笑う大天使

無罪
ワケもなく無罪


どうも。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーのローラ・チャン担当、ブロッケンです。

川原泉原作の映画『笑う大天使』を観ました。大天使と書いてミカエルって読むんですって。

えーっとね、うん。 結論から申し上げまして、これァダメだ。 キッパリ駄作だと思う。

主役の上野樹里をはじめ、関めぐみ佐津川愛美、『20世紀少年』のカンナ役で一気に
ブレイクした平愛梨菊地凛子谷村美月と、ここまで豪華なキャストを揃えといて駄作っ
て。もったいないなァ…。 便所ブラシの柄の部分を純金でこしらえる位もったいないですよ。 

禁断の百合要素をふんだんに散りばめた痛快!学園コメディーなのかなと思って観ていたら、
いつの間にか、本当にいつの間にか主役の3人(上野樹里・関めぐみ・平愛梨)に超人的な
能力が備わっちゃってんの。 何それ? ボクを置いてかないでよ~って感じ。

やがて物語は学園モノの範疇からドンドン逸脱していって、気が付いたら船の甲板みたいな
場所で誘拐犯の一味だか何だか、とにかく素性の知れない連中と、チャーリーズ・エンジェル
ばりのド派手なアクションをカマしちゃってるんスよ。 

で、こっからがスゴイのな。 最終的にどうやって戦いに決着が着いたかっつうと、これまた
何の伏線も無く、唐突に上野樹里が巨大化(!)すんの。 で、誘拐犯のボスが乗ってるヘリを、
あたかもゴジラの如くムンズと握りしめて、そいつを空の彼方にポーンて放り投げたら、一番星
みたいに“キラーン”ってまたたいて、バトル終了。 ナメんなって感じッス。

他にも、ダミアンっつう名前のドーベルマン(CG)が、本筋(ま、スジなんか元々皆無なんスけど)
とは無関係に、絶えず視界の片隅でウロウロしてるのが、何だかとってもジャマ臭いんです。

一応このダミアンが、物語の狂言回し的なポジションで、ところどころでト書きめいたナレーション
を挟んで来るんですけど、この声が広川太一郎氏なんですよね。 や、それは全然構わないん
です。構わないんですけど、上野樹里達が時折カマす中途半端なボケに対して、広川太一郎
氏の例の調子でやんわりとツッコミが入るんだけど、その“間”が絶妙に悪くってさ。 ただでさえ
悪い物語のリズムがさらに悪くなっちゃって、後に残るのは違和感と虚しさだけ。 せつねー。

ああもうッ! 書いてる内に段々ハラが立って来ました。 他にも指摘したい部分は星の数ほど
あるんですけど、全て網羅してたらとんでもないテキスト量になっちゃいそうなので、この辺で
止しときます。 つうかさ、ここまで来たら逆に是非ともみなさんに観て頂きたいですよ、ええ。
いわゆるひとつの“不幸の手紙”方式ゆうんですか? 自分だけこんな思いすんのもシャクだし、
他に怒り(そう、観終わった後、真っ先にこみあげて来た感情は“怒り”でした)のやり場もないし、
ならばいっそ、他の人間も巻き添えにしちゃるけん!…といった、半ば自爆テロ的なニュアンスを
多分に含みつつ、逆に強烈にプッシュしときます。 フフ。 『逆に』のイミが分かんないっつうのな。 
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2009/10/13(火) 11:26:24|
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