中川ホメオパシー 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

堺雅人 鮎川誠 / ジャージの二人

黒人
ワケもなく予想GUY


毎度です。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーのダンテ・カーヴァ担当、ブロッケンです。

中村義洋監督の映画『ジャージの二人』を観ました。

中村監督と言えば『チームバチスタの栄光』や『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュ
ストーリー
』といった一連の伊坂幸太郎作品を手がけた監督であり、これらの作品に共通し
ている特徴として、最後まで途切れない緊張感、そして次々と展開していく緻密なシナリオ構
成などが挙げられるかと思いますが、今作『ジャージの二人』は前述した特徴とはまるで真
逆の、“何もしないし、何も起きない”映画なのです。

グラビア・カメラマンの父(鮎川誠)と無職の息子(堺雅人)。真夏の東京のうだる様な暑さと
煩雑なアレコレから抜け出した二人が、涼しげな群馬の山荘で、“何もしない大人の夏休み”
をスタートさせる…というあらすじ。

鮎川誠堺雅人の、とぼけたやり取りを軸に、ゆったりのんびりとしたスローライフを淡々
と描いていく今作。緑色のジャージ上下に身を包んで、日がな一日ファミコンの麻雀ゲーム
に興じている姿に、日本屈指のロックンロールギタリスト=鮎川誠(シーナ&ザ・ロケッツ)
の面影は皆無。それでもやはり隠し切れない“大人のセクシーさ”みたいなモノが時折見え
隠れする感じと、都会の喧噪から逃れて来た男という役柄のイメージが交錯して、絶妙な存
在感を放っております。 

映画『東京ゾンビ』における、哀川翔のハゲ頭にも言える事ですが、今作の鮎川誠の芋ジャ
ージ姿も、従来のイメージから大きくかけ離れているにもかかわらず、セクシーさを損なっ
ていない辺りが素晴らしい。 “逆にカッコイイ”ってのはこういう事なのかな、と。
 
それから、サングラスをしてない鮎川誠の顔を、ボクは初めてこの映画で拝んだワケですが、
すっごい綺麗な、少年の様な瞳をしてるの。“ロックンロール”という名のロマンに、人生
のすべてを捧げて来た男の瞳は、かくも澄み渡っているものかと、あんまし本編に関係ない
部分でグッと来てしまった次第です。そう言えば“ユーヤさん”こと内田裕也御大の瞳も綺麗
だもんなァ。

そんな鮎川誠の、天然の存在感に対して、確かな演技力で応えていくのが息子役の堺雅人
ある種中性的でもあり、またどこか年齢不詳な彼が、緑豊かな山あいの畦道を、あずき色の
ジャージ上下姿で歩く様子は、それだけで妙な笑いを誘います。 ブラブラと犬の散歩したり、
ほとんどケータイのエリア圏外である山中にあって、電波が3本立つ“穴場”を発見してほくそ
笑んだり、時折ふもとのスーパーでジャイアント・カプリコを買って来たりと、日々を思いきりユ
ル~く過ごす堺雅人。 でも、そんな彼の穏やかな暮らしが、どこか羨ましくもあります。

 “意味”だとか“意義”だとかに四方をグルリと囲まれ、クリック一つであらゆる情報が
流れ込んでくる現代。 こんな時代だからこそ、この映画の二人の様に、少しだけ歩みを止
めて、時間や行動に意味を求め過ぎずに暮らす事が、本当の贅沢なのかも…なんて気に
させられる一本。 働きすぎ、考えすぎの方にこそ観て欲しい映画です。

最後にもう一点。 鮎川誠が着ていたジャージの胸に刺繍されている『和小』の文字。 この
読み方不明の二文字が、この映画の文字通り“キーワード”なんじゃないかな、と。   
スポンサーサイト

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2009/12/26(土) 13:05:08|
  2. 映画レビュー
  3. | トラックバック:3
  4. | コメント:0

哀川翔 浅野忠信 / 東京ゾンビ

鉄砲
ワケもなく鉄砲

どうも。ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーのレモン牛乳担当、ブロッケンでございます。

花くまゆうさく原作の映画『東京ゾンビ』を観ました。 東京ゾンビ! このタイトルを耳にした
だけで、ザ・ブルーハーツ・ファンの血がたぎって来るってなモンです。 この同名曲が収録
されているアルバム『HIGH KICKS』はマジ名盤! 死ぬ程聴き倒しましたよ、ええ。

舞台はちょっとだけ未来の東京。 ハゲのミツオ(哀川 翔)と、アフロのフジオ(浅野忠信)は、
消火器工場で働くかたわら、日々柔術の特訓に励んでいた。 一方その頃、“黒富士”と
呼ばれる産業廃棄物の山に埋められた死体がゾンビとなってよみがえり、人々を襲うという
事件が頻発するようになっていた…というあらすじ。

なんといってもこの映画の魅力(?)は、ツルッパゲ頭の哀川 翔兄ィのヴィジュアル・ショック、
これに尽きると思います。 ハゲヅラかぶってるってだけでも十分に眼福に値するってのに、
しまいにはゾンビ化しますからね、翔兄ィ。 もう最高です。 よっくぞ引き受けてくれました。

強烈すぎる主役2名の視覚イメージのせいで、最初からB級である事を宿命づけられている
感のあるこの映画。 なるほど確かにこの映画は、名作の資格など一切有しておりません。
 
しかし!ハナっから名作である事を放棄して、せいぜいメチャクチャやってやるわい!と、腹を
くくったB級映画だけが放つ事の出来るパンキッシュな輝きが、この映画にはあります。
 
ケラリーノ・サンドロヴィッチタランティーノの諸作品にも通底する、粗雑でアッパーな
このセンスは、観る人によって大きく賛否の分かれるトコロでしょうが、少なくともボクは、
“極限までビルド・アップした文化祭の出しもの”みたいなこの映画が、大好きです。 

あ、ちなみにこの映画、谷村美月ちゃんもチョイ役で出演しています。 なんか、ゾンビに襲われて
ゴミ捨て場に突っ伏しているトコロを、通りがかりのジジイに発見され、どさくさに紛れてスカートを
覗かれるってだけの、しょうもない役なんスけど。 そういえば彼女、『リアル鬼ごっこ』の時も、
柄本 明演じるエロ医者にセクハラされてましたっけね。  実にけしからん話です。 

…まァ、実際に谷村美月がゴミ捨て場に倒れてたら、きっとボクもフツーに覗いちゃうと思います、
スカート。 で、キッチリ覗いてから110番通報します。  最低だけど律儀でしょ(´∀`) 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2009/09/26(土) 13:55:31|
  2. 映画レビュー
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。