中川ホメオパシー 

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妻夫木 聡 山田孝之 神田沙也加 / ドラゴンヘッド

カールゴッチ
ワケもなくカール・ゴッチ


どうも。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーの公民権運動担当、ブロッケンです。

望月峯太郎の大傑作コミックが原作の映画『ドラゴンヘッド』を観ました。

…漫画を実写映画化する試みって、つくづく難儀な作業だなァと思います。
 
① 原作に登場するキャラクターと俳優のイメージが合致しない。
② 原作にあった印象的な場面がカットされていた。
③ ②とは逆に、原作にはこんな場面無かった。
④ 結末が全然違ったものになってしまっている。
⑤ 役者の力量不足により、原作では素晴らしかったシーンが陳腐になってしまった。

…などなど、挙げていけばキリがありませんが、上記したポイントのいずれか一つにでも
該当してしまった途端、その映画の原作を愛するファンはにわかに鼻白んでしまうものです。

とりわけこの『ドラゴンヘッド』は、星の数ほどある漫画の中にあっても、特別な位置にある
作品です。圧倒的なイマジネーション、『恐怖とは何か』という深遠な問いかけ、幾重にも
謎を孕んだ世界観。 この作品を知る方のほとんどが、『ドラゴンヘッド』の映画化という
ニュースを耳にした時、少なからずネガティヴな感情を抱かれたのではないでしょうか。
ドラゴンヘッドの世界を映像で表現できるワケがない』といったように。

かくいう私も全く同じ意見でしたので、鑑賞前から、斜に構えた、ひどく不真面目な態度で
この映画にのぞんだのです。…が、思ってた以上にヒドくなかったというのが素直な感想。

トンネル内の凄惨な脱線事故現場や、変わり果てた外の世界の雰囲気などは、原作の
イメージを鮮やかに映像化する事に成功していると思います。 この辺り、ウズベキスタン
でのロケ敢行や緻密なVFXが見事功を奏しているといえましょう。

…しかしッ!テルが妻夫木 聡というキャスティングは、百歩、二百歩譲るとしても、アコ役
が、松田聖子の娘・神田沙也加(公開当時はSAYAKAと表記)ってのは、納得できんッ!
原作とのイメージの差異がどうこう論じる以前に、呑まず喰わずで何日も死の灰に覆われた
大地を歩いた人間が、どうしてそんなに健康的な肥え方をしてるんだよ、と。 揚げ足取りに
聞こえるかもしれませんが、ココ、私的にはものすごい大事なポイントなんです。

つまるところ映画は『無数のイメージの集合体』です。 絶体絶命のシーンをより迫真に近づ
ける為に、BGM、照明、舞台、メイク、特殊効果、カメラワークなど、あらゆる角度から趣向を
凝らしながら観客に『絶体絶命』のイメージを届けなければなりません。 しかし、いくら縁の下
が舞台を整えようとも、その上で演じる役者が、危機的状態に瀕しているように見えなければ、
その時点で全ての努力は水泡に帰すワケです。 これじゃ浮かばれませんわな。

ロバート・デ・ニーロが『アンタッチャブル』で、実際に自分の髪の毛を抜いてアル・カポネに
なりきろうとしたという壮絶な逸話があります。 神田沙也加も、実際にトンネル内に閉じ込め
られて、役のイメージを掴めとまでは言いませんが、せめてもうちょいやつれて欲しかった…。

…しかしある意味でドラゴンヘッドの“顔”ともいえる、『闇と仲良くなっちゃった後のノブオ』
(山田孝之)が、イメージ通りだったのが唯一の救い。 山田孝之、いいですよね。電車男から
クローズZEROまで演じきる、イイ意味での節操の無さが、私は好きです。

…ああもう、他にも言いたい事が山ほどあるんですけど、この辺でやめときます(´∀`) それでは。 


監督:飯田譲治

出演者:妻夫木聡 神田沙也加 山田孝之 藤木直人 近藤芳正 根津甚八 奥貫薫

主題歌:MISIA / 心ひとつ


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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

  1. 2009/07/11(土) 12:15:27|
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