中川ホメオパシー 

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石田法嗣 谷村美月 西島秀俊 / カナリア

我輩
ワケもなく閣下


どうも。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーの東京事変担当、ブロッケンです。

石田法嗣谷村美月主演の映画『カナリア』を観ました。

無差別テロを実行したカルト教団『ニルヴァーナ』から保護され、関西の児童相談所へ
送られた岩瀬光一(石田法嗣)。他の児童が次第に教義の呪縛から解き放たれていく中、
光一はひとり反抗的な態度を貫き、ついには児童相談所を脱走してしまう。そしてひょん
な事から知り合った不良少女の由希(谷村美月)と共に、同教団の最高幹部であり、無
差別テロの実行犯でもある母親と妹の居る東京を目指す…というあらすじ。

石田法嗣谷村美月は『檸檬のころ』でも共演を果たしておりますが、今作は『檸檬の
ころ
』よりも3年前の作品なので、さすがに2人ともあどけない! 谷村美月ちゃんって
この頃で14歳とかそんぐらいでしょ? 上手いなァ、演技。 関西弁で長ゼリフを一気に
まくしたてるシーンが多いんですけど、ちっとも危うい感じがしないんですよね。 すっごい
自然で流暢。エビちゃんこと蛯原友里とは大違いッスよ。…どうしてこのタイミングでエビ
ちゃんが引き合いに出されたのかも不明ですけど。 フフ。

白装束にヘッドギア、マインド・コントロール、そして無差別テロといった特徴からも分かる
通り、今作に登場するカルト教団『ニルヴァーナ』のモデルがオウム真理教である事は明白。
信者同士が互いをホーリー・ネームで呼び合うとこなんかもまんまオウムですし。 そんで、
石田法嗣ら児童班の信者の教育係が西島秀俊ってのもかなりジャストな人選なんスよね。
真面目で神経質で融通の利かなそうな、いかにもカルト教団に入信しちゃいそうな顔立ち
してるもんなァ、西島秀俊。 好きな顔ではあるんですけど。

石田法嗣谷村美月が東京を目指す途中に出逢う人々も、ロリコンの独居老人や、ワケ
ありレズビアンのカップルなどなど、かなり濃いクチ揃い。 特に、りょうつぐみが演じる
レズのカップルが激しくビンタを張り合った後、もんどりうって草っ原に倒れ込み、そのまま
ディープ・キスに突入するシーンはかなりシュール。 で、そん時の天気がまたイイ感じに
曇天でモヤモヤ感も2割増し。 ドヨ~ンって感じです(゚ω゚)

無差別テロから数年後、マインド・コントロールから解放された信者達の数名が共同で生活
しながらリサイクル・ショップを経営してるんですけど、その中に西島秀俊江口のりこ
居るんですけど、江口のりこって、ホント色んな映画にチョイチョイ出て来ますよねェ。

彼等との別れ際、餞別に少量のお金が入った封筒をくれるんですけど、その封筒の手渡し方
ってのが、石田法嗣に直接手渡すのではなく、ハンカチ落としゲームの要領で、封筒を元・信
者の手から手へとリレーさせてから手渡すんです。 …ここ、すっごいさりげないシーンではある
んですけど、還俗を果たしてもなお、教団での生活の影を感じさせる、薄気味悪いシーンでした。

エンディング・テーマはZAZEN BOYS渾身の名曲『自問自答』。 イントロの機関銃の
様なドラムが響き渡った瞬間、一気に映画の世界から現実へと突き戻されます。 大人や
社会のエゴや事情や思惑に翻弄される時代のカナリアたる少年少女達が、それでも強く
生きていこうとする様を、カルト教団というある種ギリギリのモチーフを通じて描かんとする
今作と、この『自問自答』の世界観がおそろしいほどマッチしております。

そういやZAZEN BOYSの4枚目のアルバム、まだ買ってなかったんだっけ。 買わなきゃ。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2009/11/27(金) 18:29:00|
  2. 映画レビュー
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榮倉奈々 谷村美月 柄本佑 / 檸檬のころ

ガンダム
ワケもなく機動戦士


どうも。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーの新撰組リアン担当、ブロッケンです。

榮倉奈々谷村美月主演の映画『檸檬のころ』を観ました。 素晴らしかった。

成績優秀、容姿端麗で学校のアイドル的存在の秋元加代子(榮倉奈々)と、音楽が大好き
で、いつか音楽ライターになるのが夢なんだけど、同じクラスには共通の話題で盛り上がれ
る友人もなく、いつも孤立しがちな白田 恵(谷村美月)。 2人の高校生活、最後の1年の間
に訪れた出逢いと別れ、そして喜びとせつなさを丁寧に描いた、直球ド真ん中の青春群像劇。


まず何と言っても白田恵役の谷村美月ちゃんがべらぼうに可愛い! これは声を大にして
言っておきたいですね。 ボク、前から谷村美月ちゃんのファンだったんですけど、イマイチ
作品に恵まれてないというか、彼女の瑞々しい魅力が活かされた作品ってないモンかなァと
内心歯痒い思いをしていたんスよ。 でもこの作品はストライク。 キラキラしてます。 

そんな美月ちゃんがほのかな思いを寄せる軽音楽部の辻本君を演じたのが平川地一丁目
林直次郎。 彼の演技がまた圧倒的にぎこちないんだ。 美月ちゃんの演技がとてもナチュラ
ルで達者なだけに、その朴訥ぶりがより一層際立っちゃうんでしょうかね。 確か彼、『グーグ
ーだって猫である
』にも出てたんですけど、そん時も微妙だったんだよなァ。でも今回の役どこ
ろは高校生って事で、この朴訥さが逆にリアル。 個人的にはナイスな人選だったんじゃない
かな、と。 アレですかね、ケガの功名ってヤツですかね。 違うか。

榮倉奈々の彼氏役の柄本佑(佑と書いて“たすく”と読むんですって)がまたイイ味出してるんで
すよね。絵に描いたような“童貞顔”ってんですか。 どのクラスにも一人や二人いそうな、そん
な既視感を誘う顔と存在感が秀逸。 常にクチ半開きなトコロもポイント高し。

えっと、このテの青春映画って、往々にして猛り狂うリビドーに苛まれたり、そうでなけりゃ、
部活動に完全燃焼したりするのがセオリーだと思うんですけど、この『檸檬のころ』はそういう
んじゃないんですよね。 もっと淡々としてるというか。 フツーに出逢った男女がフツーに悩ん
で、フツーに傷ついて、そしてフツーに離ればなれになっていくって感じで。 でも、そういった
“フツー”を作品に昇華して最後まで飽きさせずに観せるのって、すごく難しい事だと思います。
でもこの作品はそんな難題をごくごく自然にクリアー出来てるんですよね。

西陽に染まった教室、クラスの喧噪を避ける様にして駆け上った屋上、ヤル気があるんだか無
いんだか分からない学校の近所のひなびた商店、女子の溜まり場と化した保健室、人気の少
ない帰りの通学列車…いずれも劇中で度々出てくる場面なんですけど、これらの場面の雰囲
気って、フライング・キッズの曲に出てきそうだよなァ、ありふれてるんだけど、何かキュンと
来るなァなんて思いながら観ていたら、何とクラスの担任教師役にフライング・キッズ浜崎
貴司
が。 ニクイね。

ここ最近観た映画の中では、イチバン好きかも。  つうかコレ、DVD欲しいです。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2009/11/14(土) 11:49:03|
  2. 映画レビュー
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