中川ホメオパシー 

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谷村美月 須賀健太 城田優 / 死にぞこないの青

宇宙人
ワケもなく異星人


どうも。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーの安田美沙子担当、ブロッケンです。

乙一原作の映画『死にぞこないの青』を観ました。

マサオ(須賀健太)の通う小学校に赴任してきた新米教師の羽田(城田優)は、何故か
マサオにだけ厳しい態度を取る。そればかりか、他の生徒がマサオの事を嫌いになる
ように仕向けるのであった。 羽田の思惑通り、マサオは徐々に孤立していき、とうとう
いじめの標的にされてしまう。 やがてマサオの心の闇は、凶暴で冷酷な分身―アオ
(谷村美月)を作り出してしまう…というあらすじ。

須賀健太クン演じるマサオの心に芽生えた闇が作り上げた分身、アオ。 全身傷だら
けで身動きのとれない彼女の姿は、まさしくマサオの置かれている状況そのものです。
で、この映画はそんなアオが存分に暴れ回るホラー作品なのかなと思っていたら大間
違い。 マサオが理不尽ないじめに立ち向かう為の強さと賢さを獲得していく過程を描
いた、ちょっぴりホラーテイストの成長譚だったんですね。 身の毛もよだつような恐怖
展開を期待していただけに、少し拍子抜け。


アオ役を演じるのは谷村美月。 片目が潰れて髪もボサボサ、おまけに大きく裂けた
口元といった具合に、醜い顔立ちをしたアオが初めて画面に姿を現した時、『どうして
この役を谷村美月が…?』という巨大なクエスチョンマークが頭上に踊りました。 仕
事を選ばないその姿勢には好感が持てますが、選ばないにも程があるんじゃねえの
?って思いましたよね、正直。 マサオが少しずつ勇気を振り絞っていじめに立ち向か
うようになるにつれ、アオの体をがんじがらめに縛っていた拘束具が消え、顔の傷も
徐々に薄らいで行くんですけど、アオの潰れた片目がしっかりと開かれた時点で、よ
うやくボクの大好きな美月ちゃんが戻って来たなって感じました。  エヘヘ。

で、マサオをいじめにいじめ抜く新米教師・羽田役が城田優なんですけど、こいつが
また陰湿な、イヤ~な奴なんだよなぁ。 そのくせ趣味はアウトドアって。子供をいじ
めるような人間が大自然を満喫してんじゃねえよってカンジですけど。 映画のラスト
で、どうして羽田がマサオを目の敵にしていたか、その理由が明らかになるのですが、
その理由ってのがまた噴飯モノでして。 よくもまァ そんな浅はかな理由で、ここまで
ヒドい仕打ちが出来たもんだと、逆に恐ろしくなりましたよ、ええ。 

結局、この羽田という人物の“底の浅さ”が、そのまま作品自体の含蓄の無さ、そし
て中途半端さに直結していったように感じます。 いかにもホラー的なテイストの作品
であるにもかかわらず、あえてそういった方向に世界観を広げていかないというので
あれば、“恐怖”の代わりに観る者の心に残るサムシングが欲しかったなぁと、予定
調和のお手本の様な結末を観ながらしみじみ感じた次第です。 

でも一点だけ、マサオとアオが自転車を二人乗りするシーンでアオがふと垣間見せ
た、憂いとも微笑ともつかぬ表情がとても素晴らしかった。  映画自体は、残念なが
ら傑作と呼べる内容のものではありませんでしたが、谷村美月のこの一瞬の表情
だけは、ファンならずともグッと来るんじゃないかな、と。

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2010/04/12(月) 01:39:25|
  2. 映画レビュー
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