中川ホメオパシー 

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松阪慶子 森田直幸 加藤夏希 / 大阪ハムレット

マッチョ・ドラゴン
ワケもなくマッチョ・ドラゴン


毎度です。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーの藤波辰己担当、ブロッケンです。

森下裕美原作の映画『大阪ハムレット』を観ました。

久保家の母親・房子(松坂慶子)には、年の割にオヤジ臭い長男・政司(久野雅弘)、
ケンカに明け暮れる不良の次男・行雄(森田直幸)、そして女のコになるのが夢という
三男・宏基(大塚智哉)の、三人の息子達がいた。ある日、突然亡くなった父親(間寛
)の葬儀に、見ず知らずのおっさん(岸辺一徳)がやって来る。それ以来おっさんは、
どういう訳か久保家に住み着いてしまう…というあらすじ。

大阪を舞台に繰り広げられる、悲喜こもごもの人情模様を描いたヒューマンドラマと
いった趣の今作。 すっごく面白かったです。

不良の次男坊役の森田直幸、イイですね!演技が非常に自然で達者だってのもポ
イントなんですけど、それよりも僕は森田直幸の顔面力、ここに着目したい。何つう
のかな、顔面Vシネ指数が年齢の割に高過ぎるというか、どうしてその若さでそんな
に苦み走ったイイ表情が出来るんだと。そういえば彼、確か『色即ぜねれいしょん
にも今作と同様、不良役で出演してましたっけ。何にせよイイ顔だなァ。 よし、こうな
ったら森田君には、ポスト哀川翔を目指して、Vシネ街道を邁進して頂きたい!フフ。
勝手な事ばっか言ってますけど。

加藤夏希演じるファザコン女・ユカと、彼女に想いを寄せるオヤジ臭い長男・政司と
のエピソードも切なくて良かったです。物語終盤、政司が加藤夏希をおんぶして駅
のホームを歩くシーンがあるんですけど、政司の小脇からスラリと伸びた加藤夏希
の足が妙に艶っぽくて、思わずソワソワしちゃいました。  俺もおんぶしてぇ!って
感じッス。
 
また、松坂慶子の年の離れた妹役として本上まなみが出演しているのですが、若く
してガンに冒された彼女が、大好きなロリータ・ファッションに身を包んだまま、静か
に息絶えるシーンも、実に印象的でした。 普通、30過ぎの女性がこういった少女趣
味全開の格好をすると、少なからず痛々しさみたいなモノが漂ったりするのが世の
常かと思うのですが、本上まなみの場合はそういった痛々しさは皆無。 ビックリす
るほど似合ってました。 やっぱアレか、綺麗なおねえさんってのは、どんなカッコし
ても綺麗って事なんでしょうかね。 

そんな本上まなみが遺した洋服を仕立て直して作ったドレス。 そのドレスに身を包ん
だ三男・宏基(大塚智哉)がシンデレラに扮して劇の発表会で踊るシーンは、今作のハ
イライトと言えるでしょう。同級生の心無い中傷や、父兄らの好奇の視線に晒され、挫
けそうになりながらも最後までシンデレラを演じきってみせた彼の姿にしみじみ感動。 

生きる事の不条理さ、そしてままならなさを、重苦しいタッチではなく、関西特有のあっ
けらかんとした陽性のグルーヴに乗せていきいきと描いた、素晴らしい映画だと思いま
す。  オススメですね。

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2010/02/09(火) 10:52:24|
  2. 映画レビュー
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  4. | コメント:0

渡辺大和 臼田あさ美 / 色即ぜねれいしょん

チンチンポンポン
ワケもなくチンチンポンポン


どうもです。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーのジェフ・べック担当、ブロッケンです。

みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督の映画『色即ぜねれいしょん』を観て来ました。

舞台は1974年の京都。 仏教系の男子高校に通う乾純(渡辺大和)は、ボブ・ディランの
様な『ロックな生き方』に憧れを抱いているんだけど、学校ではヤンキーと体育会系の陰に
隠れて全然パッとしないし、家では両親が優し過ぎるしで、まるっきりロックとはほど遠い、
平凡な日々を送っていた…というあらすじ。

みうらじゅん原作×田口トモロヲ監督という組み合わせは前作『アイデン&ティティ』に
引き続き2作目。 『アイデン&ティティ』は、当時人気絶頂だったバンド『ゴーイング・ス
テディ
』を解散させたばかりの峯田和伸が主演に大抜擢され、話題を呼びましたが、今作
においても約2000人の候補者の中から、現役高校生にしてバンド『黒猫チェルシー』の
ヴォーカリストでもある渡辺大和君が選ばれております。今回が初めてとは思えないほど、
のびやかで情感豊かな演技は、ただただ素晴らしいの一言。 そんでまた、彼の顔が若い
頃のみうらじゅん御大にどことなく似てるってトコも何気にポイント高し、です。

他にも前述した峯田和伸(銀杏BOYZ)や、これまた演技初挑戦の岸田 繁(くるり)など、
役者畑以外からの大胆な起用が目立ちます。 峯田の演技力、というかスクリーンの中に
おける圧倒的な存在感は、すでに数々の作品で立証済みですが、それよりも驚かされたの
は、くるり・岸田のナチュラルかつルーズな演技! ネイティヴな京都弁も相まって、胡散臭
い家庭教師=ヒッピーを見事に演じきっておりました。 岸田、もっともっと映画に出るべき
だと思う。

そして、隠岐島で出会う『白ビキニ』の美少女・オリーブ役を演じる臼田あさ美のカラダの張り
っぷりには、爆笑を飛び越えて、感動すら覚えます。 ゲロかけられたり、ノーブラで乳首立た
せたり、ヒワイな単語を大声で叫んだり、しまいには陰毛スケスケの水着で渚を駆けたりする
事をいとわない女優が、今、この国にどれだけ居るというのでしょうか?  や、たくさん居たら
それはそれで嫌なモノがありますけど。 とにかく臼田あさ美は、この作品で女優として確実に
ネクスト・レベルに突入した事は間違いありません。  

ケンカに明け暮れるでもなく、スポーツに打ち込むでもなく、女にモテるワケでもない、平凡な
文化系男子=『イヌ』。 劣等感や焦燥感に衝き動かされながら、少しづつ自分自身を発見して
いく彼の姿は、滑稽でブザマで、だからこそ感動的なのだと思います。 この映画を観て泣くか
笑うかは、人として、というか、『男子』として、大きな分水嶺。 不覚にも泣いちゃった人の青春
時代って、きっと超イケてない、モッサリとした季節だったんでしょうね。 でもボクは、そういう人
とこそ、濃く深く付き合っていきたいんだっ。 だって…ボクも泣いちゃった側の人間なんだもん! 続きを読む

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2009/09/12(土) 12:04:22|
  2. 映画レビュー
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