中川ホメオパシー 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

石田法嗣 谷村美月 西島秀俊 / カナリア

我輩
ワケもなく閣下


どうも。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーの東京事変担当、ブロッケンです。

石田法嗣谷村美月主演の映画『カナリア』を観ました。

無差別テロを実行したカルト教団『ニルヴァーナ』から保護され、関西の児童相談所へ
送られた岩瀬光一(石田法嗣)。他の児童が次第に教義の呪縛から解き放たれていく中、
光一はひとり反抗的な態度を貫き、ついには児童相談所を脱走してしまう。そしてひょん
な事から知り合った不良少女の由希(谷村美月)と共に、同教団の最高幹部であり、無
差別テロの実行犯でもある母親と妹の居る東京を目指す…というあらすじ。

石田法嗣谷村美月は『檸檬のころ』でも共演を果たしておりますが、今作は『檸檬の
ころ
』よりも3年前の作品なので、さすがに2人ともあどけない! 谷村美月ちゃんって
この頃で14歳とかそんぐらいでしょ? 上手いなァ、演技。 関西弁で長ゼリフを一気に
まくしたてるシーンが多いんですけど、ちっとも危うい感じがしないんですよね。 すっごい
自然で流暢。エビちゃんこと蛯原友里とは大違いッスよ。…どうしてこのタイミングでエビ
ちゃんが引き合いに出されたのかも不明ですけど。 フフ。

白装束にヘッドギア、マインド・コントロール、そして無差別テロといった特徴からも分かる
通り、今作に登場するカルト教団『ニルヴァーナ』のモデルがオウム真理教である事は明白。
信者同士が互いをホーリー・ネームで呼び合うとこなんかもまんまオウムですし。 そんで、
石田法嗣ら児童班の信者の教育係が西島秀俊ってのもかなりジャストな人選なんスよね。
真面目で神経質で融通の利かなそうな、いかにもカルト教団に入信しちゃいそうな顔立ち
してるもんなァ、西島秀俊。 好きな顔ではあるんですけど。

石田法嗣谷村美月が東京を目指す途中に出逢う人々も、ロリコンの独居老人や、ワケ
ありレズビアンのカップルなどなど、かなり濃いクチ揃い。 特に、りょうつぐみが演じる
レズのカップルが激しくビンタを張り合った後、もんどりうって草っ原に倒れ込み、そのまま
ディープ・キスに突入するシーンはかなりシュール。 で、そん時の天気がまたイイ感じに
曇天でモヤモヤ感も2割増し。 ドヨ~ンって感じです(゚ω゚)

無差別テロから数年後、マインド・コントロールから解放された信者達の数名が共同で生活
しながらリサイクル・ショップを経営してるんですけど、その中に西島秀俊江口のりこ
居るんですけど、江口のりこって、ホント色んな映画にチョイチョイ出て来ますよねェ。

彼等との別れ際、餞別に少量のお金が入った封筒をくれるんですけど、その封筒の手渡し方
ってのが、石田法嗣に直接手渡すのではなく、ハンカチ落としゲームの要領で、封筒を元・信
者の手から手へとリレーさせてから手渡すんです。 …ここ、すっごいさりげないシーンではある
んですけど、還俗を果たしてもなお、教団での生活の影を感じさせる、薄気味悪いシーンでした。

エンディング・テーマはZAZEN BOYS渾身の名曲『自問自答』。 イントロの機関銃の
様なドラムが響き渡った瞬間、一気に映画の世界から現実へと突き戻されます。 大人や
社会のエゴや事情や思惑に翻弄される時代のカナリアたる少年少女達が、それでも強く
生きていこうとする様を、カルト教団というある種ギリギリのモチーフを通じて描かんとする
今作と、この『自問自答』の世界観がおそろしいほどマッチしております。

そういやZAZEN BOYSの4枚目のアルバム、まだ買ってなかったんだっけ。 買わなきゃ。
スポンサーサイト

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2009/11/27(金) 18:29:00|
  2. 映画レビュー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。