中川ホメオパシー 

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松山ケンイチ 麻生久美子 / ウルトラミラクルラブストーリー

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ワケもなくにわかせんぺい


『ウルトラミラクルラブストーリー』

《あらすじ》
青森で農業を営みながら一人で暮らす水木陽人(松山ケンイチ)は、心は少年のように
純粋だが、全く落ち着きがなく、周囲をはらはらさせてばかりいた。 ある日陽人は、ワケ
あって東京からやって来た保育士の町子先生(麻生久美子)と出会い、一目で恋に落ち
る。 町子が青森に来たのはカミサマ(藤田弓子)と呼ばれる占い師に会うためであった。
生まれて初めて恋をした陽人は町子先生に猛アタックを仕掛けるが、まったく相手にされ
ない。 やがて陽人は、あるとんでもない行動に出る…。  監督&脚本・横浜聡子


《極私的見解》

・ 『何とまぁペラそうな内容のタイトルなんだ…』ってのが『ウルトラミラクルラブストーリ
』っつう題名に対する、私の第一印象でした。 こちとら“ラブストーリー”っつう単語がタ
イトルに冠されただけでも 少なからず身構えてしまうってのに、“ウルトラ”で、しかも“ミラ
クル”でしょ? 過剰すぎるっつうか何つうか、とにかく観る前は、この作品に対してネガテ
ィヴなイメージしか抱けなかったってのが 偽らざる本音でございます。 しかし!そのファ
ースト・インプレッションは見事に打ち砕かる事に。 とんでもない映画ですぞこれはっ。

・ 純粋で天真爛漫な青年、水木陽人を演じるのは、青森県出身の松山ケンイチ。 全編
オール青森ロケ&津軽弁を謳っている今作の主役にうってつけの人選と言えましょう。 た
だでさえ自然な松ケンの演技が ネイティヴな津軽弁と相まって、もはや完全に水木陽人
というキャラクターになりきっているといった感じです。  松山ケンイチってよく“憑依型の
俳優”などと形容されますが、まさしく今作は“憑依”という表現がジャスト。

・ 東京からやって来た保育士の町子先生役に麻生久美子。…あの、たぶんこれってボク
だけじゃないと思うんですけど、『マチコ先生』って言ったら、取りも直さず『まいっちんぐマ
チコ先生
』を連想しちゃいますよね。『ボインにタ~ッチ!』とか言って。 フフ。 今にして思
えば、あの程度のお色気で下半身を熱くたぎらせていた、幼い頃の自分が愛しいッス。

・ 物語中盤、交通事故で首を失った町子先生の元カレ=要(かなめ)と陽人が、道ばたで偶
然出会うシーンが超シュール。 果たしてこのシーンは陽人の見た夢もしくは幻覚だったの
か、はたまた彼の強い思いが引き寄せた“奇跡”なのか? その辺は はっきりとは語られま
せんが、はっきりとしない方がイイと思います。 都市伝説なんかと一緒で、虚実入り乱れて
初めて魅力的になる事柄ってありますもんね。 ちなみにこの首なしの元カレを演じるのは
RATA
。 ARATAって、何気に麻生久美子との共演が多いんですよね。 『青い車』もそ
うでしたし、『真夜中の弥次さん喜多さん』でも 地味に夫婦役でした。

・ この映画の詳しい顛末や奇妙奇天烈なラスト(いやマジで)について ここで詳しく書くような、
そういった野暮なマネは致しません。 こらもう各自の目で確認して頂くのがイチバンかと思い
ます。 その上で『スゲェ…』となるも良し、『なんなんだよあのラスト! 全然ワケ分かんねえ
よ!』と憤慨するも良し。いずれにせよ、既存の概念に少なからず揺さぶりをかけて来る衝撃
の結末である事は確実なんじゃないかな、と。 ただ、一点だけ申し上げるとすれば、『脳ミソ
なくても 心臓止まっても、わー(俺)は生きてるぞ』という陽人のセリフに、この作品の本質が
凝縮されているのではないかと思います。脳ミソや心臓といった煩雑な器官に頼らずとも、水
と光と農薬(これポイント)さえあれば力強く育っていく事のできる植物のシンプルな在り方こそ、
陽人の目指す“進化”の果てにある、究極の理想だったのではないでしょうか。


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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2010/07/10(土) 15:47:50|
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