中川ホメオパシー 

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成海璃子 永山絢斗 / 罪とか罰とか

にゃんこ6
ワケもなく仔猫


どうも。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーの武者修行担当、ブロッケンです。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の映画『罪とか罰とか』を観ました。 いい加減なタイトル
タイトルですよねぇ、『罪とか罰とか』って。 でも、肝心の内容はその100倍いい加減(´∀`)

売れないグラビアアイドル・円城寺アヤメ(成海璃子)は、自分の載っている雑誌を万引き
して、捕まってしまう。 その罪を帳消しにする代わりに警察署の一日署長をやらされる事
になってしまったアヤメ。 そこで彼女は元カレである春樹(永山絢斗)に再会する。 
しかし、春樹には誰にも言えない恐ろしい秘密があって…ってなカンジのストーリー。

観終わってから知ったんですけど、春樹役の永山絢斗って瑛太の弟なんですってね。
言われてみればドコとなく面影があるような…ないような。 ま、どうでもイイんスけど。

佐藤江梨子市川由衣麻生久美子といった、余裕で主演を張れちゃうクラスの女優陣を
贅沢にチョイ役使いしているのが、この映画の大きな魅力(?)のひとつです。

特に麻生久美子のトランスっぷりは必見。 今まで積み重ねてきた華々しいキャリアを
一切省みないその姿勢に、ある種のパンク・スピリットを感じました。

主演の成海璃子は、この映画でコメディ初挑戦だそうですが、 初体験でケラリーノ作品って、
酷すぎるんじゃ?と、ちょっと心配だったんですけど、実に堂々としたコメディエンヌぶりを披露
しておりました。 個人的にはもっとブッ壊れてても良かったかな、とは思いますけど。
ま、その分他のキャラが余計に壊れちゃってるから、ちょうどいいバランスなのかも。

全編通して、これでもかとばかりにちりばめられたダークかつナンセンスなギャグの印象が
勝ってしまいがちな今作。 だけど、意外とストーリーの方も緻密に練られているんです。 

何の意味もなく、ぞんざいに配置されている様に見えた各キャラクターが、物語が進むにつれて
少しづつ絡み合い、ひとつの大きな流れに収束していくさまは、実に見事。 しかし、そんな中で
ただひとり、麻生久美子だけは一切本編に無関係で、ひたすらナンセンスのみを体現している
のが素晴らしい。 あるイミ、この映画で一番オイシイ役どころと言えましょう。


カッチリしてる様に見せかけといて、実はいい加減な作りの映画って、意外と多いです。

そんな中にあって、この『罪とか罰とか』のように、一見いい加減なのにスジは通ってて、
その上観客もキッチリ楽しませてくれる映画って、すごく貴重だと思うし、こういう作り手が
コンスタントに作品を発表出来ている事自体に、とても勇気づけられる思いです。 

ケラさん! これからもメチャクチャな映画を、心のままに作り続けていって下さい!
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2009/09/20(日) 11:37:04|
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